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多くの人が陥るFX投資や株式投資で失敗するパターンとは?

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FXに限らないことですが投資での最大の敵は「欲」と言われます。トレードする上において、欲深いトレーダーは必ず失敗すると言われています。

いままでの失敗を取り返して勝ち組トレーダーになるために、まずはいままでの失敗を冷静に分析するところから始めましょう。必ず思い当たるところがあるはずです。

 

①何も勉強することなくとりあえず投資してしまう

WEBや書籍の情報などでは「FXで100万円が1億円に!」とか、「株価100倍銘柄で大金持ちに!」とか魅力的なキャッチコピーが溢れかえっています。

確かに投資をしなければ100万円が1億円にはならず100万円のままですし、儲からないのは事実ではあるのですが何も準備もなく口座開設して買ってしまう、というのはあまりも無防備で、戦術もルールも知らないままプロのスポーツの試合に出てしまうようなものです。仮にその時は勝てたとしても確実にビギナーズラックで勝てただけで、長期的には失敗するケースが多いのです。

 

②損失が出始めると放置してしまう

投資をして損失が発生したとき、なかったかのようにしてそのまま放置していませんか?

投資の勉強をすると「損が出るのを承知のうえで、損失を確定させよう」と、損切りを勧めているものの、それを実行できる人はほとんどいないとも言えます。

というのも、多くの人は損することのショックが大きすぎて、いったん現実から目をそむけてしまうものなのです。その上その悲しい感情も、徐々に鈍化していってしまい、塩漬け状態が完成するのです。

さらに、あふれ返る投資情報の中でもプラスの要素を過大に期待しすぎて、「いつか戻るかも」ということすら思い始めてしまい、結果ほとんどの場合、さらに損失が拡大することになってしまうのです。

 

③ちょっと利益が出ただけで喜んですぐに売ってしまう

②のパターンとが逆で「利益がちょっと出ると、すぐに利益を確定させる」という失敗パターンもあります。

例えば1ドル=115円の時に1 ドル=120円くらいになるかもと、円安を予想して1万ドルを買ったものの、そしてその予想通りに、円がドンドン安くなり1ドル=116円に なったとするきに怖くてすぐに利益を確定してしまうのです。

そしてその 後、ドルが117、 118、119円……と円安になっていくのを見て「なんで売ってしまったんだろう、もっと持っていればよかった」 と後悔するパターンです。

人間の感情として「得する喜びより損する悲しみのほうが2~3倍大きい」一般的に言います。利益が減ってしまう恐れは、喜びより大きくなりがちなので、早い段階で利益を確定させたくなってしまうのです。

 

④買おうと思っても決断できずチャンスを逃して後悔する

「アベノミクスで円安が進む」ということは多くの人が予想していたが、実際に円安で利益を上げられた人は、そう多くないのではないのでしょうか?というのも、円安が進むと予想しても、実際にドルを買うという「決断」ができない人が多いのです。

そして、迷っている間にどんどん円安が進むドル円のチャートを見ては、「やっぱり買っておけば良かった」とチャンスを逃したことを後悔するのです。

これは、「損をしたくない」という心理が「決断」を鈍らせるためにやってしまう失敗です。

 

⑤売った後にもっと利益が出ていたと後悔して買い直して失敗する

人は、早く利益を確定をしたがるというのは③で説明した通り。このため、さらに深追いして傷口を広げてしまうことが多いのです。

例えば、1ドル=115円の時に1 ドル=120円を予想して1万ドルを買ったものの、我慢できずに1 ドル=116円で売ってしまったとします。

この時「自分の予想が当たった」という自信と「もっと儲かっていた」という後悔から、再び1万ドルを買ってしまう人が実に多いのです。予想どおり円安が続けばいいのですが、今度は逆に円高に向かってしまい、買った1ドル=115円よりも高い1ドル=113円まで円高が進行してしまい、元に戻るまで待とうと塩漬けを決め込み、1ドル=110円で進行して手も足も出なくなる、という最悪のパターンです。

私もよくこのパターンに嵌め込まれて痛い思いをした経験が多数あります(涙)